12月号
王様はよく「お使い」に行く。スーパーの食料品売場なんかで、せっせとお買い物をこなす「働き者の王様」なのである。

普段からスーパーのチラシを研究したり、さらに、売場のどこにどんな品物が陳列されているかも把握している。つまり、王様のお買い物はほぼ完璧なのだ……「レジ並び」を除けば……。

まったくもって「レジ並び」ほど弱肉強食の世界はない! どのレジが早く進むか、瞬時に判断しなければ、後から来るオバサマ軍団に次から次へと抜き去られてしまうのだ。スーパーの出口というゴールは遠のくばかり。

タイミング良く「待ち客」の少ない列に並んだとしても、自分の前のオバサマが「あら、このチーズ特売で100円じゃなかったかしら?」なんてクレームをつけ始めた日にゃ〜&おまけにレジ打ちギャルが見習いさんだった日にゃ〜「スイマセン……、今ちょっと確認して参ります!」なんつって、レジの鍵を閉めて、売場へと走ってっちゃったりする。

「マジかよ! オーマイガ!」と王様が頭をかかえた瞬間、王様の後ろに並んでいたオバサマ軍団は風のように移動、別のレジに並んでしまう。そして、王様に向って、「あんた、まだまだ若いわねぇ」といった嘲笑をくらわすのだ。クー! なんと血も涙もない世界!




いや〜、思い出したら興奮しちゃって、本題に入りそこねましたが、そんな悲しい思いをしないで済むのが「フォーク並び」なのです! パチパチ〜! 銀行のATMでは、ほぼ100%採用されている、この夢のようなシステム「フォーク並び」だが、スペース等の問題でまだまだ普及しきっていない。残念だ。我々が力を合わせて「フォーク並び普及」に取り組めば、いつの日にか、平和な買い物タイムが訪れるはず。特に、スーパー、コンビニ、ハンバーガー・ショップ、駅の切符売場などで「フォーク並び」が活用されることを期待します! 「フォーク並び」万歳!!



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